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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2007年10月26日

12ヶ月点検・整備の実際

こんにちわ。
大人気??シリーズ「12ヶ月点検・整備の実際」もいよいよ佳境に入ってまいりました。
本日は
ブレーキ



ホース・パイプの漏れ、損傷、取り付け状態

ブレーキ・ディスクとパッド及びディスク・キャリパー
ディスクとパッドのすき間
パッドの磨耗
ディスク・キャリパーの液漏れ を点検します。

当店ではお客様にディスク・パッドの残量をパーセンテージ表示でお知らせしています。
今までは残り何ミリとかの表示でしたが、この方がわかり易いですよね??  


Posted by もろむぎ  at 15:35Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際

2007年10月25日

12ヶ月点検・整備の実際

こんばんわ
今日は タイヤ の点検です。
タイヤの状態(空気圧、亀裂、損傷、異常な磨耗、溝の深さ) を各タイヤ点検します。

このお車の場合。。。



右フロントタイヤの空気圧が異常に低いので。。。
注意して点検してみると。。。



釘が刺さってました。。
それもサイドウォールの弱いところです。
これは交換したほうがいいです。

たまたま、取引先の梅崎タイヤさんに同サイズの中古タイヤがありましたので交換してもらいました。
こういうとき行きつけのタイヤ屋さんがあると融通がきいていいですね。。。

次に
クリップ・ボルト の点検
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み 点検

タイヤをローテーションし空気圧を調整し各位置に取り付けます。
インパクト・レンチにて締め込みますが、その後トルク・レンチにて再度締め込みます。
ホイールボルトに亀裂損傷が無いか?
ホイール・ナットが損傷していないかを点検します。  


Posted by もろむぎ  at 18:13Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際

2007年10月23日

12ヶ月点検・整備の実際

こんにちわ。
とても秋らしいいい天気です。
こんな日はお弁当持ってハイキングなんかに行きたいですね。。。

さて
12ヶ月点検
今日は
バッテリー等
ターミナル部の接続状態



ターミナル部分を点検します。
ついでにバッテリーテスターでバッテリーの力も点検します。



CCA(コールドクランキングアンペア)は150
40B20Lのバッテリーの標準CCA値は325
50%以下なのでこのバッテリーはNGです。
新品バッテリーに交換しました。



オルタネーターの充電電圧。
15VでこれはOKです。

続いてエア・クリーナー
エア・クリーナー・エレメントの状態(汚れ、つまり、損傷)



エア・クリーナー・エレメントを点検し、清掃します。
汚れがひどい場合は交換。
目安としては50000Kmぐらいで交換となっています。


エンジンオイル
潤滑装置の油漏れ



ピットに入れて車体の下より点検。
このおクルマはエンジンオイルの交換時期でしたので、ドレンプラグよりオイルを排出しオイル交換
しました。








  


Posted by もろむぎ  at 12:42Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際

2007年10月22日

12ヶ月点検・整備の実際

こんにちわ
今日は点火装置の点検・整備です。

点火装置
点火プラグの状態(電極のすき間、汚れ、損傷、磨耗等)
点火時期
ディストリビューターのキャップの状態(キャップ・ローターの汚れ、コード差込部の緩み、さび)



スパークプラグを脱着します。
このときプラグコードも点検します。
エンジンアイドリング時に振動が大きいとか加速時に力が無いときの原因としてスパークプラグの
失火が考えられますが、プラグコードからの失火もありますので注意が必要です。
このおクルマの場合はプラグコードの失火はありませんでした。

問題は4番シリンダーのプラグ



中心電極が溶解しています。
この場合不良の1本だけを交換するのではなく4本すべて交換しないといけません。

続いて点火時期の点検
その後、ディストリビューターのキャップを脱着します。





ディストリビューターのローターです。
先端部が焼け付いた状態です。




ディストリビューター・キャップの点検。
コード差込部を点検し、ディスキャップ内部の清掃をします。

エンジンがオイル汚れ等で洗浄が必要な場合、ディスキャップは必ず脱着し点検します。
ディスキャップ内部に水滴が残った場合、失火の原因です。

軽トラックなど、車体の低い部分にディストリビューターがある場合、よく大雨の中を走ったあと
エンジンが掛からなくなったときは、まずディスキャップが濡れていないか点検が必要です。  


Posted by もろむぎ  at 11:20Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際

2007年10月20日

12ヶ月点検・整備の実際

こんにちわ
昨日に引き続き点検・整備の実際です。



駐車ブレーキ機構

(レバーの)引きしろ(ペダルの踏みしろ)ブレーキのきき具合

これはサイドブレーキの点検ですね。。
レバー式の場合は再度ブレーキを引いてそのときのブレーキの効き具合とサイドブレーキのノッチ
(普通3-5ノッチ)あるかどうか?無ければサイドブレーキを調整します。
最近は足踏み式のサイドブレーキのクルマが多くなってきましたのでその場合は踏みしろを点検
します。

次に ボンネットを開けて

冷却装置
ファンベルトの緩み及び損傷
水漏れ

ギヤ・ボックス及びパワー・ステアリング装置
ベルトの緩み及び損傷



ベルトの損傷、緩みの点検です。
こういう溝が入ったタイプのベルトの場合、古くなってくると溝の間に亀裂が入ってきます。
ベルトの交換時期は5年もしくは5万キロ以内ですね。
ただし日本車用の日本製のベルトが基本です。

外国車の外国製のベルトの場合これより早い交換が必要です。
(メーカー・車種によって違いがありますので、ご注意を。。。)

マスタ・シリンダ
液漏れ

ブレーキのマスタ・シリンダの液漏れ点検です。
マスタシリンダの下部よりにじみ等が無いか点検します。
  


Posted by もろむぎ  at 11:40Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際

2007年10月19日

12ヶ月点検・整備の実際

こんばんわ。
今日から数回にわたって12ヶ月点検・整備が当店では実際にどのように行われているかを画像とともにわかり易くご照会したいと思います。



これはホイールナットをトルクレンチで締めているところです。
セルフタイマーにて撮影。
そんなことはどうでもええんですが。。。

さて、それではいってみましょう。
まずは点検整備記録簿の見方から。。



車検、12ヶ月点検等に出すと必ずこの点検整備記録簿が納車時に請求書等に添付されているはずです。
当店では車検証入れに車検証と一緒に入れておりますのでご覧下さい。
12ヶ月法定点検ではこの記録簿の太枠で囲まれた部分を点検します。

一番最初に目に付くのは 「ブレーキペダル」

遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間 を点検します。



ブレーキぺダルを踏み込むことによってブレーキ機構の状態を把握する事が出来ます。
踏み込んだときに床とのすき間が十分あるという事が肝心です。
踏み込んだときにペダルが床に付いてしまうようであればブレーキ機構に不具合がある証拠です。
ただ、エンジン停止時とエンジンが掛かった状態ではペダルを踏んだ感じが違います。
これはブレーキの倍力装置というものが働いているからです。
倍力装置(マスタバッグ)については後々ご説明いたします。

点検した項目にはチェックマークが付いています。

本日はここまで。。  


Posted by もろむぎ  at 17:16Comments(0)12ヶ月点検・整備の実際