ブレーキパットの点検
今日はブレーキパットを点検してみましょう。
これはエスティマ・ルシーダ平成8年式のフロント・ディスク・パットです。
左端に知恵の輪のように曲げられた金属片があリますが、これがパット・センサーです。
ブレーキ・パッドは磨り減ってくるとこのパット・センサーとローターが直接触れることで
「キー・キー」と音がしだします。
良く「ブレーキを踏むとキーキー音がする」場合がありますが、それは別の原因があります。
センサーがすれてくると走行中常に「キーキー」と音がします。
ここまでくればすぐにブレーキパットを交換してください。
因みに交換の目安はこんな感じ。。
あと、ガソリンスタンド等で、「ブレーキオイルが減ってますよ」と言われたことはありませんか?
ブレーキオイルはボンネットを開けると点検できます。
大概 運転席のステアリング近くに薄黄色っぽい液体の入った樹脂製のオイルタンクがあります。
(ブレーキオイルが酸化してくると茶色く変色してきます。)
普通 ブレーキパットが新品、リヤブレーキも新品の場合、オイルタンクは”FULL”(満タン)
です。
ブレーキパットが減ってくるとそれによってキャリパーのピストンが押されていくのでその分
液面が下がります。
タンクの中には、液面の残量センサーが入ってますので、ある程度液面が下がると
「サイドブレーキ」のランプが点灯してドライバーに知らせます。
この時点はまだパットセンサーが干渉するまではブレーキパットは減っていない場合が
多いです。
ですので、ブレーキオイルを補充する場合これを知らないと余分な出費が発生する場合
が多いので注意してくださいね。。
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