セルモーター取替

もろむぎ

2007年06月23日 18:01

こんにちわ。
走行9万8千キロ、平成13年式のライトエーストラック。
セルの回りが弱い。バッテリー交換かな???
と言う事で入庫頂いた。
まずは実際にエンジンをかけてみる。確かに何かかかりが重たいようだ。
とりあえずバッテリーを点検してみた。





バッテリー電圧13V そんなに悪くなさそうだが。。
CCA(コールドクランキングアンペア)を測定してみると



殆ど0に近い。このサイズ(40B19R)のバッテリーだと標準値は335ぐらいである。
とりあえずバッテリーは交換した。そして再度始動。
やはり重たい。
間違いなくセルモーターの不良である。
毎日お仕事でお使いになる自動車なので、入庫時にはきちんと要望以外に気になった点も
点検しておきます。
早速脱着に取り掛かる。



セルモーターはエンジンとミッションの境目に装着されています。
今回はマフラーのフロントパイプが邪魔なのでまずそれを取り外さないと
セルモーターが外れません。
写真は取り外した後の様子です。左端の茶色い物体にボルトが3本あるのがわかると
思いますが、それがエキゾーストマニホールドです。



前から見た様子。
真ん中の大きな穴にセルモーターが着いていました。



脱着したセルモーター(左)リビルトセルモーター(右)
取り外したセルモーターはリビルト屋さんに回収され、また再生されて販売されます。
オルタネーター(発電機)、エンジン、ミッション等もリビルト交換が普通です。

たまに中古パーツを希望されるお客様が居られますが、当店ではお勧めしません。